MAGiC BOYZ iTTAN FiNAL

2018.0716

 

つらつら重ねるのは愚直な気がするのでメチャクチャ印象に残ってるところだけ。

 

まず幕が開いてピピピのパーカーにデビュー当時のマントを背負って出てきたメンバーは、すでに熱量がデカすぎて爆発してた。

マジボのテーマでマントを舞台袖にはけさせるみんなだけど、トーマくんだけずっと片手にマントを担いで自分のバースが終わるまでオラオラしてるのめちゃくちゃかっこよかった。

終わったら丁寧にDJブース傍に置いていたの含めて良かった…わかる

 

その後すぐillson とかいうヘドバン曲でぶち上げられてメドレーで大好きな調子乗ってる↑聞けてもうここで、満身創痍☺️

100000000000YENでは百億円札をばら撒くパフォーマンスで、一番にお札をぶちまけるトーマくんがまさかの札束のまま客席に投げ入れて「まじか?!」ってめちゃくちゃ笑ったそういうところです( •̀ᴗ•́ )و ̑̑

 

モンカドまで、ノンストップで(後から聞いたけど15曲!)誰一人舞台から履けることなくむしろなんの曲かで忘れたけど客席降りもしつつ(会場はキャパオーバー気味ミチミチなのに!)ほんとに、全曲に魂込めて全力ぶち上げで披露する高校生と中学生、控えめに言って凄くないですか?????

超特急さん30分ノンストップメドレーすごいでしょとかほんと、言ってられん…って最後に友達とついつい言っちゃった…

 

そうそう、ハミダスがアカペラで始まったの。

まずリュートくんのバースがアカペラ。ビートを刻むのも全部自分でやるの。サビをみんなで入れて一呼吸したらマヒロくんがアカペラ。2人とも魂を込めて体を丸めて叫ぶように歌っていた。照明はスポットが一つ、それだけのシンプルなステージ。マヒロくんのバースが終わって「来たぜ俺らのボス」で照明がバチバチに光ってBGMが流れて緑のレーザーがギンギンに焚きつける中で「やっときたか俺の番だ」ってトーマくんが中央から出てきたのまじでかっこよかった

 

怒涛の曲ラッシュ、メンバーが履けて思い出ムービー、モンカドでおちゃらけて登場。

体感1時間30分くらいだったんだけど(多分ほんとにこれくらい)モンカド後にやっときたMCで「みなさーん、そろそろライブも終盤戦…だと思うでしょ、まだ半分でーす!折り返しでーす!」って言われた時いろんな意味で「まだあんの?!?!?!」って思ったよ。

ほんとに…ほんとに…まだあんの?ってびっくりした…熱量がすごい

 

そこまででも「iTTAN FINAL!」とか、「これがラストです!」とか最後を示唆する言葉もゆったりしたバースもあったのに、寂しいとか悲しいとか全然なくてほんとにずっと楽しい気持ちしかないのね「ラスト?!まじか!楽しむわ!!!!」みたいなテンションでずーーーっっと!これはすごいことですよ。

 

モンカドの振り付けはトーマくん

「ふざけてやったら採用された」

「マジボってこういうグループだよねぇ」

 

 

念願のお茶の国からを生できけたし、開場前にリュウトくんの1.2.3についてブチ語りしてた友達と一緒にみれたし、なにより「申し訳ないけど歌わないかな」って言われた僕の一番大好きな俺の髪は黒をまさかのフルでMVつきで聞けたのがほんとにほんとにほんとにほんとに来て良かったまじで最高

でも2画面で流れるMVがやっぱり強烈すぎて肝心のステージ全然覚えてない

本末転倒…だってこれです

https://youtu.be/bgRdN4JMvAM

 

お受験ナイトフィーバーと、DDT、いわゆる代表曲の後に3.141592で本編閉めるの、ずるいなぁ。こちらも、MVつき。

 

NIPPSさんとVIKNさんがステージへ入ってきて卒業証書授与式。各自表彰状に書いてある言葉は違くて、もう、内容忘れちゃったけど、大人に愛されてるグループなんだなぁって思ったよ。

 

最後の挨拶で、一番最初をまかされたジョーくんが、「僕は一番マジボで一番経験が浅いけど思い出は同じくらいある。僕はこれからもずっと続けます」って言い切ってくれたのがすごい、すごいな?!今改めて思うと、「新しいグループになっても僕はいるよ」くらいの言葉だったかもしれないけど、その時は「ずっと続けるからずっとついてきてね」みたいな、少年が永遠を約束する儚さみたいな、そういうのが見えて、ジョーーーーーくんきみって子は!!!!!と大感激した、、。

 

話が逸れるけど、例えば脱退や卒業をする子がいるグループがあって、グループに在籍し続ける子がコメントを求められた時「僕は、私は、やめません」って発言できる子は強いと思う。

ぜんハリならトラちゃん、超特急ならカイくん、NeeSだったらりおなちゃんだったね。急な発表で、ファンが一番望んでいる言葉を迷わずハッキリ伝えてくれる優しさは誰でも簡単に言える言葉でもないし、たとえいつか切れてしまう魔法の言葉だとしてもその時その瞬間誰かの心はきっと救われる。

トラちゃんは個人の仕事が増えて結局脱退してしまったけれど、あの脱退ラッシュで私は凄く救われたもん。

カイくんだってそうだよ。

そこそこに芸歴があるお兄さん達と同じ事をやってみせたジョーくんは、凄い。

 

その後マヒロくん、リュウトくんが挨拶したけど、リュウトくんが挨拶する前、会場から嗚咽、すすり泣く声が「もう我慢できません!」みたいに溢れ出したのが、言葉にうまく表せられないんだけど、なんか

なんか

これはまた後で。

 

わたしは在宅ょゎょゎオタクだから、後から聞いて「そうなんだ」と、思ったんだけど、トーマくんがあんな風に泣くのは珍しいんだって。

話す前から少し言葉に詰まっていて、つらつら言葉を口から吐き出すたびに感情も一緒に溶け出すように顔がどんどん歪んでいって言葉に詰まって、でも最後までちゃんとお話しする。

それに呼応するかのようにホーミーも溢れるように泣いて

勝手にトーマくんって割に淡白、ヒップホップ続けてるのありがたいよね、なんて話してたんだけど、全然そうじゃなくて、胸の内に秘めたる熱量は誰よりも大きいし誰よりもヒップホップでビックになりたいと思っている男の人だったんだよね。

フウトくんとユートくん、ミロくんが脱退していった時の挨拶と熱量が違ったと聞いて、メンバーの卒業脱退とは違う、誰よりも熱かった、トーマくんにとっての熱かった場所が無くなってしまう、それは本当に大変な事なんだなって、その時にやっと気が付いた。まだ十数年しか生きていない男の子なのに。

 

拍手で彼らをステージから見送った後も、すすり泣く声は聞こえるし、なんなら咽び泣いてるし、拍手から、アンコールを求める手拍子に自然と変わっていくあの流れが美しすぎて、すごい、すごい時間を共有している有り難さで胸がいっぱいだった。

 

手拍子が少し小さくなった頃、だれかが「マジボ!」って叫んでマジボコールが始まったのも、マジボコールもズレて小さくなってきた頃にホイッスルの誘導が始まってそれまですこし落ち着いていた会場がカーニバル状態まで一気にボルテージがブチ上がったのも、これってこのグループのファンの特性なんだろうな〜!って、あんまり好きじゃない言葉だけど、「エモい」を言わざるを得なかった…!とってもステキな時間だった本当に凄かったなんだあの一体感

 

ダブルアンコールを終えた彼らは

MAGiC BOYZ でした!」と言ってステージから降りていったのだけど、あまりにも綺麗な終わり方すぎて行かないでともまだ足りないとも全然思わない、お疲れ様ありがとうとだけ伝えたくなる大満足の3時間だった。楽しかったなぁ。楽しかった

 

 

主観丸出しの感想なのできっちりしたレポートはナタリーさんでどうぞ

https://natalie.mu/music/news/291340

 

セトリ(ナタリーから転載)

1. MAGiC SPELL~かけちゃうぞ!ぴっぴっぴっ~
02. マジボのテーマ~Baby to Boy~
03. illson feat.NIPPSオカモトレイジ(OKAMOTO’S)
04. MAGiC HAND~マジヘン!~
05. 調子のってる↑
06. 10000000000YEN
07. 「ずら」との遭遇!
08. PAC47
09. イラッとするコト
10. お茶の国から
11. 1,2,3
12. ドンマイ~The Shock Doctrine Mix~
13. パーリーしようよ
14. YAREBA.E.JAN.HOKA-GO
15. DK GO!!!
16. オレでしょ??
17. ハミダス
18. 俺の髪は黒
19. MOTE☆MAGiC 2017
20. でも、ダメ、ゼッタイ
21. ON&ON
22. O.NE.DA.RI
23. MAGiC RiDE 2017
24. Oh!!!受験☆Night Fever
25. Do The D-D-T!!
26. 3.141592
<アンコール>
27. ありのままでマジボ
28. ハッピーエンドマジック
<ダブルアンコール>
29. Do The D-D-T!!

 

 

 

 

そして、先の「あとで」なんだけど

メンバーが終わりについて一言づつ言葉を綴り、ファンが受け止め、涙を流し別れを惜しむ会場の雰囲気が、心底羨ましかった。

一生よその庭と比べてしまうのだろうな。悲しい。

もちろん私だってファンだから、メンバーの思いの丈を聞いて胸がジーンとしたり、涙を浮かべたりするよ。でもそれ以上に会場の雰囲気が理想的すぎて、できたら求めることはしたくなかったもので、でも求めるとするならばこの形!というものがそこにはあった。悔しかった。

がんばれー!の声もない。茶化す声もない。メンバーもファンもスタッフもみんな真剣。

演者の綴る気持ちをファンが受け止める。ただそれだけの時間が欲しいだけなのにダラダラダラダラ時間が過ぎて別の場所で欲しかった物を手に入れてしまう。虚しい。

 

キラキラ輝くものは形を変えてまたキラキラになるけど、形を変えてキラキラが無くなる場合もあるので、それを選ぶのは誰なんだろうね、受け止め方の問題なら私が悪いよね。

 

すごくいいライブで大切にしたい。

そういうライブが久しぶりで嬉しかった!

 

そういうことを。ずっと、ぼんやりかんがえていた。